2026/09/29 12:08
久が原の喫茶店「アベル」さんをご紹介します。

「アベル」さんは、東急池上線の久が原駅前にありました。お店が入っているビルができた43年前からあったそうです。もとは「ルーブル」という名の喫茶室を併設した洋菓子店だったそうで、お店に入ってすぐのところに冷蔵ショーケースがあり、開店当初の雰囲気も残っています。
マスターはルーブルのオーナーのもとで社員として働いていたそうですが、25年ほど前にオーナーから店を譲ってもらい、「アベル」という喫茶店になりました。
改装などはあまりしていないそうですが、そのタイミングでケーキなどの洋菓子はやめて、喫茶店になりました。実は、マスターはすでに退職されていたそうなのですが、前オーナーからの信頼が厚く声をかけてもらったのだそうです。
珈琲豆はUCCにお世話になっていたそうですが、以前は東京の北山珈琲から豆を卸してもらっていたそうです。北山珈琲が15年ほど前に閉業し、UCCにお願いすることになったとお話しくださいました。
店内は奥が広くなっている作りで、壁面に大きな鏡があることでさらに広く見えるような効果がありました。

お客として伺ったのは2回ほどでしたが、2回ともお見かけした常連さんと思しき方が何人もいらしたりして、毎日通われる常連さんも多かったのだと思います。
スタッフの方も、てきぱきと働かれており、常連さんの頼むメニューを把握しているようでした。それでいて初めて入店した私どものようなお客にもやさしく接してくれて、とても暖かい空間だった印象があります。

料理を作るのはマスターの役割で、お昼時に次々に入る注文を手際よくこなしていく姿はカッコよかったです。
チキンドリア、シーフードドリア、ナポリタン、たまごサンドをいただきましたが、どれも美味しかったです!
満席になると30人ほどが入れる比較的広いお店なため、ランチタイムの注文を毎日さばいていくのは大変だったろうと思います。



マスターはお店を閉めた後は体を休めてゆっくりされるそうです。
長年通われるお客さんのために、毎日朝早くから仕込みをし、お店に立たれたマスターには敬意しかありません。

閉店されたのは4月の末で、お知らせを貼りだしてからは、多くの常連さんに惜しまれたことと思います。マスターと、「アベル」さんを拠り所にしていた多くのお客さんが、今後も長く平穏に過ごせるよう、願っています。
「アベル」さんからは多くのものをお引き取りさせていただきました。
当店ネットショップで販売するものはテーブル2種類となります。
えんじ色のテーブルは1点のみの販売となります。
明るい木目調のテーブルは在庫が4点あります。
ショップ向けなどで複数のお求めをご希望の方はお早めにご相談ください。
小さいサイズのテーブルやチェアも数点お引き取りしたのですが、
食器、道具類は追って店頭にて販売いたします。
SNSをチェックしていただけますと幸いです。
ネットショップでは、9月29日(火)19:00に販売開始いたします。
店頭では展示販売しない予定ですので、実際にご覧になりたいという方はお早めにご連絡ください。
ご質問などありましたら、[email protected] までお寄せください。
ご注文を心よりお待ちしております。
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実は「アベル」さんが閉店されることや、マスターが家具などの引き取り先を探していることなどは、「アベル」さんの常連のお客様にご紹介いただきました。
その際にやりとりしたメールの一部といただいたお写真をご紹介させていただきます。
(以下、そのお客さんからのメールの抜粋とお写真です)
「15.6年来の客でしたが、本当の常連さんは恐らく30年以上の方もいらっしゃるかと思います。高齢のお客が多く、大体すいていたんですが、ここ数年は禁煙施行、レトロやsns等やらで若い人も増えていた感じでした。
諸事情があったとは言え、渋いお店が閉店の運びとなり寂しい限りです。
(マスター曰く、色々と潮時とのことでした…)
アベルの写真がありましたので、何点か添付させていただきます。
マスターは取材等も断ってきたと聞いたことがあります。
村田さんのサイト内で静かに灯って頂ければ幸いです。」






