2023/02/11 01:00


いなほ書房の発行する珈琲店経営情報誌「珈琲と文化」(季刊)に当店店主が寄稿することになりましたのでお知らせいたします。


「珈琲と文化」は『黎明期における日本珈琲店史』などの著作もある星田宏司さんが代表を務める、いなほ書房から出版されている季刊誌です。
珈琲店、喫茶店の経営者向けの雑誌なので一般の書店では販売していませんが、コーヒーや喫茶店に興味のある方はぜひ手に取っていただきたい内容となっています。

定期購読のお申込み、バックナンバーの購入はいなほ書房ホームページよりお願いいたします。

当店店頭でも最新号を若干数販売しています。(定価800円)
4月5日より2023年春号の販売を開始いたしました。
2022年冬号のバックナンバーも若干数入荷しました。

私、村田龍一は2022年冬号(No128)より「喫茶店のマッチコレクション」というコラムを寄稿しています。
喫茶店を巡るようになった20代前半の頃より、訪れたお店のマッチ箱をコレクションするようになり、気づけば数百個のコレクションになっていました。
ライターの普及や禁煙化の流れもあり、今ではマッチ箱を置くお店も減りました。
喫茶店でたばこに火をつける道具、としての役割はほぼ終えたようなマッチ箱ですが、それでも数十年前に作って配っているマッチ箱がまだお店に残っていたりするとなんだかとてもうれしい気持ちになるものです。
好きだったお店が閉店してしまっても、マッチ箱が手元にあると思い出もいつまでもここにあるような気もします。

そんなマッチ箱に関するあれこれを綴っていこうと思っています。

さて、当店のカウンター席の一番奥は本棚がある席になっているのですが、その本棚の下部に小さな引き出しがあり、その中に実は私のマッチ箱コレクションの一部が入っています。

先述の「珈琲と文化」で取り上げたマッチ箱とそれに関連するマッチ箱を展示してありますので、
ご興味のある方はぜひこの席に陣取ったうえで静かに引き出しを開けてみてください。

展示内容は「珈琲と文化」の最新号が出版された段階で変更する予定です。
2023年春号の内容に合わせてセレクトしたマッチ箱は「石神井公園の喫茶店のマッチ箱」です。
現存するお店、すでに閉店されたお店も含めて手元にあるマッチ箱を集めてみました。

コーヒーを飲みながら、ぜひじっくりご覧いただきたいと思っています。

※このマッチ箱コレクションはご飲食された方のみがご覧いただけます。
※このお席に他のお客さんがいる場合はスタッフにお声掛けください。
※実際に手に取ってご覧いただくことはご遠慮ください。手に取ってみたいものがある場合はスタッフにお声掛けくださいませ。