1950~60年代のザッセンハウス社のコーヒーミル
¥15,500
SOLD OUT
ドイツ・ザッセンハウス社のコーヒーミルです。
ザッセンハウス社は1867年の創業の老舗ミルメーカーで、日本だけでなく世界中にファンがいると言われます。こちらは喫茶店からお引き取りしたものではなく、コーヒーミルコレクターの方からお譲りいただいたものです。ミルコレクターと言っても、様々なものを集めていたわけではなく、ザッセンハウス社のものとその分社メーカーの製品のみを集めていたようです。コレクターの方の熱意のこもった約30点のコレクションの中からセレクトしました。
縦に細長い形状をしたミルは「ニー(Knee)ミル」と呼ばれ、膝に挟んで挽く仕様のものです。こちらは底面に499と品番が記されており、側面は桜材、土台は楓材が使用され、木目の光沢のある美しさが特徴と言われます。ふたつの木材の色のコントラストもこちらのミルの魅力のひとつです。
12~14枚目の画像を見ていただくとわかるのですが、本体のすこし反った形状に合わせて、粉受けの正面プレートにも反りが施されていて、こうした細部の美しさもとても良いです。
正面にあるプレートは、旧ロゴであるライオンにパラソルマークです。Mokka(モカ)の文字があるので細挽き対応のものです。1950年代~60年頃のヴィンテージの製品です。古い時代のザッセンハウスはとくに刃の質が良いと言われています。
粉受けの形状が片側が斜めになっており、粉をフィルターに移しやすくなっているのも実用の美という感じがします。
粉の粗さを調節するには、粉受けを引き出して画像18枚目にあるダイヤルを回します。とくに目盛や印はないので、試し挽きをしながら調節するとよいと思います。
ハンドルを留める金具と、豆の入れ口の下部分に目立つ錆びがあります。また、古いものですので、側面や角部分にスレ、キズ、ニスのうすれが複数確認できますが、ミル内部の刃には錆はありません。
当店にて分解・洗浄、クリーニングをおこないました。ハンドルなどの金具部分には滑り性を良くするため、食品機械用のグリースを塗布しています。安全にお使いいただけます。
メンテナンス後の試し挽きの際のコーヒー豆の粉が付着している場合があります。ご了承ください。
【サイズ】
本体高さ 13.2cm(取っ手を含む高さ 20.2cm)
幅 9cm
奥行 13.2cm(粉受けを含まず)
【お届けについて】
ご注文より1~3日でゆうパックにて発送いたします。
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